IMAGINEする。想像するということ。

2016.08.06 Saturday

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    imagine

     

     

    須田誠 写真教室の大事な4つのキーワード、最後です。

    IMAGINE。想像するです。

    1.LOOKでよーーーく見ました。
    2.FEELでよーーーく感じました。
    最後はIMAGINE。想像するです。

     

    では、前回のペットボトルをFEELするから続いて見てみましょう(FEELを読んでない人はこちらから)。

     

    目の前にあるペットボトルに入った水はどこで採れた水だろうか?

    IMAGINEしてみてください。

     

    南アルプスなのか、フランスの山の中なのか、どこかの島の水なのか。

     

    誰が採ったんだろう。おじさんかな、バイトの子かな。

     

    どうやって? バケツで?(笑)、採取する機械があるのかな。地下の奥底から汲み上げているのかな? 湧き出ているのかな。

     

    どうやってペットボトルに入れているのだろう。まさか手作業じゃないよな。

     

    晴れの暑い日に採取しているのかな、それとも山の中の寒い中で採取しているのかな。

     

    どんどん、どんどん想像していってください。

     

    ペットボトルの形状はなんでこんな形?

    底も見てみよう。あれ、こんなになってる。どうして?

     

    ラベルの山の絵。これはどこだろう。誰が撮ったのかな。イラストを描いたのかな。

     

     ☆

     

    例えば。
    好きな人のこと。想像してみてください。

    どんなことをしたら喜ぶかな。

    どうやったらきれいに撮れるかな(カッコ良く撮れるかな)

    想像してみてください。

     

    友達のこと。

    どんなことをしたら嫌がるかな。いじめなんて良い訳がありません! 自分がされたらどうかな。

     

    バナナのこと。

    皮を向かれるときはどんな気分かな。

    暑い国からはるばる日本までどうやってきたのかな。

     

    戦争のこと。

    爆弾が落ちてきたらどんな音がするのかな。

    鉄やコンクリートの破片が飛んできたらどうしたらいいんだろう。

    爆弾を落とした人はどんな気持ちかな。

    想像力さえあれば爆弾なんて落とさないはずがないのに。

     

    想像する。

    それは創造することでもあります。

     

    常套句でもありますが、「アートは世界を救う」なんてちょっと臭い言葉。長いこと写真家をやっているとそんな陳腐な言葉に懐疑的なときもありました。
     
    ただの写真なんていう紙っぺらや、絵の具が付いたキャンバス布、石を削った彫刻とやら…沢山の芸術やアートがあるけれど、今までに戦争が停まったことはありません。アートなんて…。
     
    それでも、想像し続けてみてください。
     
    人間の想像が終わったらすべてが終わりです。
    これから人工知能によって多くの人の想像力が奪われてしまう可能性があります。すでにゲームやパソコン、インターネットの影響で人のことを優しく想うことさえ薄れてきています。
     
    写真もまったく同じです。
    被写体のことを想像して撮ってみてください。
     
    きっと優しい気持ちで撮れることと思います。
     
    これを読んでいるあなたが超がつくほど初心者だとしても、その1枚の写真はとても意味が深いものになります。
    想像を忘れずに。

     

     

    では、Enjoy Photo!!!
     
     
     
     
     
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