桜の写真の撮り方。その1。撮る時に一番大事なことって何?

2017.03.20 Monday

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    さあ、桜の季節がやってきましたね。

    その前にワンポイントレッスン!


    桜を撮る時に一番大事なことはなんでしょう?

    絞り? レンズ? 画素数?

     

    それは…。

     

    撮ったあとです。

    (えー、まだ撮ってないのに? だからこそです)


    撮る前に撮ったあとのことをどうするかを知っておくことです。

     

    <記憶色>と<期待色>という言葉があります。

    といっても別に難しいことではありません。読んで字のごとしです。

     

    簡単に言うと。

     

    ●記憶色:
    家に帰ってきて思い出す記憶していた色。その時の気持ちなどに影響されます。

     

    ●期待色:
    こんな色だったらいいなーという色。

     

    みなさん、桜の色は何色ですかと聞くと何の疑いもなく「ピンク」と答えるかと思います。しかしみなさんの頭のなかにあるピンクは、100人に聞いたら100ピンク色の種類があると思います。実際にはピンクではないにも関わらず。

     

    実際には白に近い薄いピンク色ですよね。年齢や体調、もしかしたら男女でも違って見えているかもしれません。天気や太陽の方向でも違って見えるかと思います。

     

    カメラで撮影した桜は、色々な天気の中、色々な設定や条件により、色々な色で写っていることでしょう。

     

    そこで出てくるのが、
    ⇒記憶色
     ⇒期待色

     

    家に帰ってきて、さてブログやSNSなどにアップしようと思った時にこのことを思い出してみてください。

     

    つまり撮影のときにこのことを知らないと、帰宅してから「えーと何色だったかなー」ということになってしまうかと思います。匂いもしかり、正確な色を覚えているというのは意外と難しいことだと思います。

     

    そしてそれは本人以外にはわからないことでもあります。一緒に見に行った人に聞いてもわからないでしょう。言葉ではもちろん説明できませんし、その人と自分では違って見えているわけですから。

     

    本来はどんな色だったでしょうか。

     

    そして、どんな色にしたいでしょうか。


    どんな色だったらいいかな。

     

    その時の気分はどんなだったでしょうか。

     

    思い出してください。

     

    そして今の気分はどんなでしょうか。


    表現してみてください。

    自分の桜を。

     

     

    期待が強すぎてあまり極端に色を変化させてしまうと後で飽きがきます。画像処理した直後は「おー、期待通りのビビッドで鮮やかな色だ!」と思いますが、落ち着いて見るとビビッドすぎるなーということがあります。

     

    ほんの少しだけ調整してあげるのがコツですね。

     

    PS:お花見の時に、酔っていて記憶が無い人はしょうがないですね(笑)。

     

     

     

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     *

     

    簡単に色補正した写真を一例ですがアップしておきましたので参考にしてみてください。

    1.撮ったまま画像
    2桜は.ピンクだったよなー(マゼンタ少々プラス)。
    3.ちょっと青っぽいすーっとした感じにしてみようー(シアン少々プラス)。
    4.あの時あの子と一緒で温かい気持ちだったなー(暖色系フィルター)。
    5.ほんわーかな春だった(明瞭度下げる)
    6.ロックな桜だったなー(笑)。
     

     

    1.撮ったままのカット






     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    キューバ写真から見る画像処理 モノクロ・マジック(白黒写真)

    2016.10.12 Wednesday

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      キューバ モノクロ

       

      前回の「キューバ写真から見る画像処理」の写真から一歩進んでモノクロ(白黒)写真にしてみました。

      さらにキューバらしさを写真で表現できました。

      1950年代から何も変わっていないキューバ。

      この写真が50年代の写真だと言っても誰もわからないかもしれません。

       

      かく言う自分でさえ、2002年に撮影した写真と2015年に撮影した写真を見比べてどちらがどちらだかわからないカットもあるぐらいですから。この車体自体は1950年代のものですからね。

       

      写真をよく見ると新しい街灯やエアコンが写っているのでこれは近年の写真だなとわかります。しかし2002年か2015年かと聞かれたらキューバ人でもわからないかもしれません(笑)。

       

      さてモノクロ写真の落とし穴。

      まずは、どんな写真でも大抵はかっこよく見えてしまうということです。ましてやこのようにコントラストを強くすると、それだけで何か意味ありげな雰囲気が出てしまいます。

       

      カメラによって内蔵されている「アートモード」のモノクロなどは本当によく研究されてできているので、それだけでどんな写真でもプロがレタッチしたように撮ってくれます。

       

      それはずるいよと思う人もいるかもしれませんがそれも一つの時代ですからね。昔はできなかったのですから。

       

      まあ、かっこよければそれはそれで良いのかもしれませんね(笑)。

      だってカッコイイのですから文句の付けようがありませんね。

         

      モノクロTip!

      【1】デジタルの場合は必ずカラーで撮影して、後からパソコンでモノクロに変換しましょう。

      なぜならば、モノクロモードで撮影するとカラーに戻せないからです。

      撮影したときはモノクロが良いだろうと思っていても、帰宅してパソコンで見たらカラーの方が良かったとなっても取り返しがつきません。

       

      【2】RAWで撮影している人は、あとでカラーにでもモノクロにでも現像できます。

      なので撮影時には「RAW+Jpg」の設定にして、ピクチャーモードをモノクロにしておくと、背面モニターではモノクロとして確認できますのでやってみてください。

       

      【3】かなりアナログですが必殺技(笑)。濃い目の黒いサングラスをかけて撮影してみてください。ファインダーで覗いた映像(被写体)自体がモノクロで見えるのでイメージしやすいです。

       

      では!

      Enjoy Photo!!!

       

      Photo by Makoto Suda

       

      この記事を書いてる僕、須田誠が教える写真教室 初級クラス!

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      キューバ写真から見る画像処理(レタッチ)

      2016.10.10 Monday

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        before
         

        上の写真いかがでしょうか。

        2016年、キューバのハバナで撮影してきた写真です。

        シボレー・インパラという車種。

        めちゃくちゃカッコイイですよね。男子だったら憧れのテールフィン。

        車というか、飛行機に近い。キューバの車は音も飛行機並ですよ。

        ドドドドドド!と。クラシックカーと呼ばれていますが、キューバでは現役でこれが普通です!

        それにしても当時、このデザインを考えた人ってセンスありますよね。

          

        さて、上の写真は撮って出しの画像処理を施してないカットです

        被写体のフォルムが何しろ強烈なのでこのままでもOKですよね。
        背景の町並みもキューバらしいですし。
        構図的にも車体のテールフィンを活かすためにローアングルから、左右対称にシンメトリーに撮影しました。
         
        使用カメラは5DMark+35mmレンズです。
          
        これにLightroomという現像ソフトを使って軽く画像処理をしてみます。
        (わかりやすく若干きつめにかけています)
        かけた補正は、
        • ・コントラスト⇒プラス方向へ少々
        • ・黒レベル⇒マイナス方向へ少々
        • ・明瞭度⇒強め

         

        だけです。
         
        after
         
        いかがでしょうか。
        好みというのもありますが、グッとそれっぽくなったのではないでしょうか。
         
        コントラストも強く、メタリック感も出ています。
        あえての黒く潰れている部分がハードな雰囲気を出してくれています。
        左側のピンクの柱も色が濃くなってシャープに立ち上がってきています。
         
        世界のインスタグラムの写真などを見てもちょっと流行っていますねこのハードボイルドタッチ。
        しわくちゃのおじいさんなど、人物にかけてもこれだけでいい感じになります。
         
        メリットとしては一枚だとカッコイイ。なので、SNSなどで「いいね!」が欲しいときには効果的ですね(笑)。
         
        デメリット、写真展とか写真集など点数が増えてくるような時、全カットがこれだと下手をするとちょっとしつこい感じになるかもしれません。飽きがくるかもしれません。

         

        写真を見るというより、画像処理具合に目がいってしまう可能性があります。

        「なんか写真が濃いーね」と。

         

        展示と言っても、シックな雰囲気のあるカフェや暗めのバーなどに10点ぐらいとかの展示だといいバイブレーションを出してくれるかもしれませんね。

         

        画像処理は、最終的なアウトプットをどこに持っていくかによってその加減も変わってくるかと思います。

         

        最終アウトプットまで考えてぜひトライしてみてください。

         

        PS:とはいっても画像処理なんて難しそうに言っていますけど、今時やってない人はいませんよね。

        たぶん街のおばちゃんも女子高生もやってるでしょう。

        ぽんぽんぽんって指一本でビューティー機能とか、ニキビ、目の隈取り機能とか(笑)。

        そうですスマホのアプリでみんなやっているあれも画像処理です(笑)。

         

        ※スマホで見ている方は後でパソコンでも見てみて下さい。大きな画像でまるで写真ギャラリーのようにアップしていますので迫力をお楽しみ下さい!

         
        写真は押すだけ!

        Enjoy Photo!!!

         

        Photo by Makoto Suda

         

         

        この記事を書いている須田誠が講師を務める

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        JUGEMテーマ:写真教室【簡単!One Point Lesson】

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